今剛というアーティスト
ようやく今剛氏のソロアルバムを聴く。日本で屈指のスタジオ・ギタリストである今氏の2ndソロ・アルバム。本当に楽しみにしていた~♪
まずクレジットを見て嬉しかったのが、ベースにクマ原田さんが入っていること。しかも、結構僕好みの所謂”ワビサビのある曲”では、もちろんたまたまだろうけど、全部クマさんが弾いていた。ギタマガでは、今井美樹のツアーでクマさんが日本に居る時に録ったということらしい。
インスト中心だけど歌モノもあって、落ち着いて聴ける。一曲目の"From into The Grey Sky"。イントロの入りからガツンと来て、吹っ飛んだ☆。ギターの音も最高にいいが、アルバム全体の音質もかなりいい。繊細な音から、豪快で元気のよい音まで、ギターの表情というか、感情表現がかなり多彩だ。全体的に洗練された印象だが、彼の好きなペダルスティールもあちこち入っていて、いろいろ楽しめる。コードの流れがどれも独特で、ケルティックな感じの曲もある。
ライブでは、メサブギーのレクチファイヤー&ディーゼルのアンプと、SPX1000を積んだ大型ラックのイメージが強いけど、スタジオではパルマーのシュミレーターとか、フォーカスライトのプリを使ったライン取りが多いようだ(ライナーノーツに簡単な使用機材が書いてある。スゴイ!)ミクシィのコミュニティで書かれていたけど、殆どハーフトーンは使用せず、フロントハムバッキングPUをタップした音を出しているらしい。トム・ホームズやJM・ロルフのPUらしいが、JMロルフのPUは、実は僕は全然詳しくない。前々から思っていたけど、どんなPUなんだろう?情報があまりない。共通するのはハムバッキングPUをタップしているという点だ。気になるな~☆確かに、ハーフトーンよりもフロントPUの音の方が(曲の求めるものにもよるんだろうけど)、使い方やいい音の出し方が難しいが、雰囲気にハマると音の深みが出る感じがする。
今さんは、ビンテージギターには全然関心がないらしいけど、チューニングの精度や安定度・完成度を求めているとのことで、それでフロイドローズとかのギターを好んで弾いているのかも。持っているフェンダー系のギターは、全部フロイドローズかウィルキンソンのブリッジだ。
10曲目の"Lost in Asia"は、数年前までネットで一部が聞けたけど、そのサイトは既に無くて、その時の音とアルバムの音とでは少し違う。どちらもカッコイイ曲です~♪
ガンガン弾くソロアルバムもまあいいけど、このアルバムはギターの音を素直に楽しめるし、曲も楽しめるし、ギターアルバムを聴いた時にありがちな、”弾きまくりを聞いた”感が無く、聴いていて全然疲れないし、空気の匂いというか、音の雰囲気が楽しめる。興味のある方は、是非聴いてくださいな~☆
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